この記事を読めば「これがわかる!」
- 池田泉州銀行の住宅ローンの金利と審査基準について
- 池田泉州銀行の住宅ローンの特徴
- 池田泉州銀行の住宅ローンのメリット・デメリット
- 年収から計算した借入可能額(MAX額)をシミュレーション
- 池田泉州銀行の住宅ローンをおすすめな人・おすすめできない人
*各データは2019年2月時点のものです
こんにちは。ゼロ仲介の鈴木です。
いきなりですが、2019年2月現在、関西圏でお家を購入する場合、実店舗のある銀行(ネット銀行じゃないってこと)で
という質問に答えます。
くわしく書いてみます。
▶「ゼロ仲介」田中のくわしいプロフィールはこちら
目次
1,池田泉州銀行「住宅ローン」の金利・審査基準などの条件
細かい数字がたくさん出てきますが、気にしなくても大丈夫。
(1)店頭金利
2.675% (変動金利)
(2)最大優遇金利後の実行金利
0.575% (最大優遇適用時・変動金利)
メガバンクに負けないぜ。この最大優遇後の金利、すごい。
さらに!
さらに!
さらに!!
- あなたが45歳までで
- 借入金額は物件金額の100%以内(諸費用は自己資金てことです)
で、いま(2019年2月現在)なら
「0.575%(変動金利)」に「ガン団信 + 心筋梗塞・脳卒中」の団体信用生命保険の特約が無料(金利上乗せなし)でついてきます。
「三菱UFJ銀行」・「三井住友銀行」「りそな銀行」のような金利の上乗せといった条件もなく、この「金利(最優遇後0.575%)+団信特約無料(金利上乗せなし)」とは、なんという好条件。
▶団体信用生命保険についてはこちらの記事を参考にしてください。
すでに書いた通り、池田泉州銀行の融資条件はとにかくオススメ!「三菱UFJ銀行の住宅ローン」や「関西アーバン銀行の住宅ローン」のような金利の上乗せの条件もないという点からして、一度、くわしく「池田泉州銀行」の団体信用生命保険の公式ページも参考に見ておきましょう。
▶池田泉州銀行の団体信用生命保険の公式サイトはこちらをご覧ください
(3)審査金利
●物件価格以内(諸費用は自己資金)の場合
2.675%
●諸費用も借りる(物件価格+諸費用)の場合
2.875%(+0.2%)
(4)返済比率(返済負担率)
200万円以上300万円未満 → 25%
300万円以上400万円未満 → 30%
400万円以上 → 35%
2,池田泉州銀行の住宅ローンの特徴

池田泉州銀行の住宅ローンの金利と審査基準について、まずは変動金利について説明しました。
ここからは、池田泉州銀行の特徴をくわしく書いていきます。
(1)優遇金利は承認後
事前審査の承認後に、銀行担当者が保証会社に交渉して優遇金利が決まります。
どういうことかというと。
一般的には、
事前審査の承認
↓
同時に優遇金利確定
池田泉州銀行の場合
事前審査の承認
↓
池田泉州銀行・保証会社間で金利の交渉
↓
優遇金利確定
のため、優遇金利がわかるまで、事前審査の承認後「2〜3日」かかる場合があります。
とはいえ、書類が揃って事前審査を申込む段階である程度の優遇金利の目安は担当者から連絡もらえますので、安心してください。
(2)審査は個別
「池田泉州銀行」も「関西アーバン銀行」と同じく、審査は個別。
なので、池田泉州銀行側から条件を出してきて、少しでもいい条件、なんとか審査が通るように提案してくれたりします。
たとえば、
- 親に連帯保証人になってもらえますか?
- 実家は、持ち家ですか?
- 購入するお家が実家の近くだとプラスポイントなんですが、実家の住所を教えてください
- コツコツ貯めてきはった自己資金を見たいので、預金通帳を1年分コピーください
- 資格を持っていたら証明書のコピーください
こんな条件を提案してくるわけです。
(3)保証会社が2つあって、事前審査の承認を出すために使い分けている
審査される方はここまで知らなくてもいいかもですが、内部の話をすこし。
池田泉州銀行は、保証会社がふたつあって、条件のいい方を使ってくれます。
ちなみに、そのふたつはこれです。
- 池泉保証(いけせんほしょう)
- 全国保証(ぜんこくほしょう)
(4)収入合算
配偶者の雇用形態・年収に制限はありません。
具体的には、
奥さんがパートでも収入合算可能。(もちろん、契約社員・正社員でも可能)
パートの場合でも、収入はまるまる合算できます。
→ そのまま足すだけ。
- ご主人さん(正社員) 年収300万円
- 奥さん(パート) 年収100万円
の場合は、世帯年収は400万円で計算。
▶参考情報:住宅ローンの収入合算については、こちらにくわしく書きました。
ここからは、池田泉州銀行の住宅ローンの「メリット・デメリット」を書いていきます。
3,池田泉州銀行の住宅ローンを利用する場合のメリット
(1)奥さんの収入を全額プラスできる
収入合算者の奥様がパートでも全額プラスすることができる!
最高です。
このあたりは、「関西アーバン銀行」と同じ。
▶参考:他の銀行の場合のケースも比較して見ておきましょう!
・「三菱UFJ銀行の住宅ローン」の場合は、奥様がパートだと合算不可。
・「近畿大阪銀行の住宅ローン」は、奥様がパートの場合の合算金額は「最大100万円」まで可能。
たとえば、
- ご主人様 年収 300万円
- 奥様(パート) 年収 100万円
なら(借入期間35年・ボーナス払いなし・変動金利で)
池田泉州銀行は、関西アーバン銀行とおなじく奥様の収入合算において他の銀行よりイケてます。
(2)諸費用を借入れる場合の条件が低い
諸費用を借入れる場合は、こんな項目がオッケーです。
- 事務取扱手数料
- 保証料
- 登記費用
- 火災保険料
- 税金(不動産取得税・固定資産税)
- 不動産仲介手数料
- 引越費用
- その他住宅購入に伴う諸費用(家具・家電購入資金も可)
(3)繰り上げ返済手数料が無料
インターネットバンクから、っていう条件がつくものの繰り上げ返済手数料は無料。「0円」。
4,池田泉州銀行の住宅ローンを利用する場合のデメリット
(1)事前審査時に物件の資料を全部そろえないと審査してもらえない
ここは「関西アーバン銀行の住宅ローンの審査」と同じ。(いや、ほんと地方銀行はだいたいこんな感じ)
手間なのは不動産会社、不動産営業マンなので、不動産会社経由で事前審査を申し込むならあまり関係ないかも。
その分、事前審査のときからかなり具体的に審査してもらえます。
住宅ローンの事前審査時にほとんどの地方銀行は「物件の資料を全部そろえないといけない」というポイントがあります。
この条件にあてはまる地方銀行を合わせてチェックしておくといいかもです。
が同じです。
(2)事務手数料がちょっと高い(かもしれない)
保証会社に支払う「事務手数料」というものがあるんですが、
- 諸費用は自己負担:32,400円(税込)
- 諸費用も借入れる:54,000円(税込)
諸費用も借りると、ちょっと高くなります。
諸費用は自己資金だと、他の地方銀行とおなじ額。
5,年収から計算する、池田泉州銀行で住宅ローンの借入額可能額をシミュレーション!
というわけで、池田泉州銀行の住宅ローンの「年収から計算する借入可能額をシミュレーション」をしてみます。
年収については、こちらの記事を参考にしていただけたら!
(1)池田泉州銀行住宅ローンの年収別借入れ可能額の一覧表
年収 | 借入可能額 |
300万円 | 2,040万円 |
350万円 | 2,380万円 |
400万円 | 3,170万円 |
450万円 | 3,570万円 |
500万円 | 3,970万円 |
550万円 | 4,370万円 |
600万円 | 4,760万円 |
650万円 | 5,160万円 |
700万円 | 5,560万円 |
6,池田泉州銀行の住宅ローンはこんな方におすすめ
このような条件で住宅ローンの借入れを考えている方にはおすすめです。
- 変動金利で検討していて、金利+α(団体信用生命保険の特約無料など)に魅力を感じる方
- 団体信用生命保険の特約の加入を検討している方
- 物件価格+諸費用の借り入れを考えている方
- 収入合算での借り入れを考えていて、奥さんの雇用形態が契約社員・パートの方
7,池田泉州銀行の住宅ローンはこんな方には使いにくい
- 事前審査時に資料をすべて準備することができない方
- 個人事業主の方
8,まとめ
いろいろ書きましたが、変動金利で最大優遇・さらに+団信オプションの三大疾病が無料でつく条件(キャンペーン中)にあてはまるなら、かなりおすすめ。
事前審査で必要な書類は多いですが、それは不動産営業マンにまかせればいいので、デメリットほとんどないです。
ここでは、池田泉州銀行の住宅ローンの審査基準についてくわしい説明をしましたが、住宅ローンの内容については、公式サイトも参考にご覧ください。
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