鉄塔・送電線のそばの新築一戸建て、実際どうなの?メリット・デメリットを分かりやすく解説!

こんにちは。ゼロ仲介の鈴木です。

新築一戸建てを探していると

あれ?この物件、鉄塔や送電線が近くにあるやん

って気づくことありませんか?

えっ、そんな場所に家を建てて大丈夫なん?

って思う人も多いと思います。でも、意外と知られていないメリットもあるんです。この記事では、鉄塔・送電線近くの物件について、知っておくべきポイントをまとめました。

鉄塔・送電線とは何か

まずは基本から。

高圧線とは何かを知っておきましょう。

高圧線とは、その名のとおり高い電圧が流れている電線のことです。発電所でつくられた電気は送電線によって高電圧で変電所に送電され、電圧を調整した後、配電線によって住宅に届けられます。

具体的な数字でいうと、高圧線は6,600ボルト以上の高電圧が流れています。一般家庭で使用されている低圧線は100~200ボルト程度なので、めちゃくちゃ違うんです

えー、そんなに違うんや!危なくないの?

心配する気持ちはよくわかります。でも、高圧線は私たちの生活に欠かせない設備でもあるんです。

次に、住宅への影響について見ていきましょう。

高圧線が住宅に与える影響

高圧線の電線下に位置する土地のことを「高圧線下地」といいます。ここにはいくつか特徴があります。

高圧線下地は建築制限が設けられているんです

建物の建築が禁止されている場合と、建物の高さが制限されている場合があります。電気事業者は土地の所有者とともに安全確保を図ることが求められ、厳しい安全基準が設けられています。

建築制限では、高圧線の直下を含む側方3mの範囲内には建造物は建てられません。ただ、普通の一戸建てなら全然問題ありません。送電線ってすごーく高いところを通っているんです。

じゃあ普通に家建てるだけなら問題ないってこと?

そうなんです.

普通の一戸建てであれば高さ制限に引っかかることはまずありません。ただ、不動産取引では「嫌悪施設」として扱われるという点は覚えておいてください。

気になる!電磁波の影響は実際どうなの?

「電磁波って体に悪いんじゃ…」って心配する人、多いんじゃないでしょうか。

電磁波については、今のところ科学的に「悪影響がある」って証明されてないんです。でも、「わからないから怖い」っていう気持ち、すごくよくわかります。

意外と知られていませんが、高圧線や送電線の周辺の電磁波の数値は、掃除機や電気カーペットと同じくらいだと言われています。

そうなん?家電と同じくらいなら、そんなに怖がることないかも…でもスウェーデンでは制限あるって聞いたことあるわ。

スウェーデンの建築基準では、高圧線などとは一定の距離をもって建築しなければならないとされています。このことから、まったく健康への被害がないとも言いきれない可能性はありますが、実際に電磁波によって健康被害があったというデータが今まで取れていないのも事実です。

数値だけを見れば、実はスマートフォンのほうが電磁波は強く発生しているんです。でもスマホは今や手放せませんよね。

気になる人は、電力会社のホームページを見たり、直接問い合わせたりするのがおすすめです。正しい情報を知ることが、不安を減らす一番の方法なんです。

高圧線・送電線の近くに住むメリット

実は、こういう物件にはお得な面もあるんです。ざっくりと3つのメリットをご紹介します。

1. 物件価格が安い

高圧線が近くにある土地や住宅は価格が安い傾向にあります。場合によっては周辺の住宅に比べ、破格の値段で売られていることも!

事故物件など、他の要素が見当たらないのに安い場合は電線が影響している可能性が高いです。電磁波は気にしないので、とにかく安い物件を購入したいという場合にはおすすめです。

2. 線下補償料がもらえる

高圧線が敷地内の上空を横切っている場合は、電力会社から線下補償料が支払われるケースがあります。これは、居住者の敷地の上空を電力会社が利用しているという形になるため、その対価として支払われるお金です。

ほんま?お金もらえるんや!それはええな

敷地内に電柱がある場合は、電力会社から電柱敷地料もらえます。宅地や田畑によって価格は変わりますが、およそ2,000円未満程度だと覚えておきましょう。少ない金額に感じるかもしれませんが、毎月の水道代や電気代が少し安くなると考えればお得に感じられますよね。

3. 落雷のリスクが減らせる

意外と知られていませんが、鉄塔は避雷針の役割ももっているんです。雷が落ちたとき、電気をそのまま地面に流してくれる働きがあります

鉄塔に落雷が落ちたとしても送電線が焼けてしまい家電が使えなくなるという心配がないのもメリットです。落雷は高いところに落ちるという性質をもっており、鉄塔はしっかりした落雷対策がされているため安心です。

高圧線・送電線の近くに住むデメリット

メリットだけでなく、デメリットも確認して、検討材料を増やしていきましょう。

1. 景観の問題

正直、見た目はちょっと…ってところがありますよね。大きな鉄塔が立っていたり、頭の上を送電線が通っていたりするわけですから

朝起きて、家を出て、空を見上げると、電線が見える。というのは、あまり晴れやかな気分になるものではありません。鉄塔や電柱が多いと閉塞感を覚えてしまう方は多いですね。

せっかくのマイホームなのに。。

確かにその気持ちはよくわかります。でも、これは個人の感じ方の問題で、気にならない人もいるんです。

2. 建築制限による将来の制約

電線がとおっていると、それにかからないようにという理由で、建築物の制限がある点も考慮すべきです。

注文住宅であれば思うような間取りや高さの物件を建てられなくなりますし、中古住宅だとしても増築に制限がかかってしまうのがデメリットです。

中古住宅の増築を考える方は多く、これは大きな影響となってしまうでしょう。建て替えにも制限がかかってしまうため、基本的には修繕をおこなう程度になってしまいます。

3. 将来の売却時の課題

安くなるだけならまだしも、物件を売ろうとしているのに、なかなか売れないということも起こりえます。影響がないと言われているとはいえ、どうしても電線を避けたがる方が多いのも事実です。

売る前提で住宅を購入する方は、安い価格帯のなかからさらに安くするか、不動産会社に直接買い取ってもらうのが良いでしょう。

4. 不動産取引での扱い

不動産会社や持ち主からは、高圧線などが近い物件は嫌悪施設として扱われることが多いです。

契約書の重要事項説明書にも、電線が近いことを記載しなければならないほど、電線が近いのは嫌悪されているんです。

実際に住むときには気にしなければ良いだけではありますが、まわりから嫌悪されていると思うと、あまり良い気分もしないでしょう。

契約時の注意点

さて、こういう物件を買うときは、契約書をしっかり確認することがすごく大切です。

地役権について

地役権(ちえきけん)っていう難しい言葉が出てくるかもしれません。かんたんに言うと、「電線を通す権利」のことです

契約書をしっかり確認し、どのような権利が設定されているのかを理解することが重要です。

重要事項説明書の確認ポイント

高圧線や送電線が近い物件を購入する際には、重要事項説明書に以下のような記載がないか確認しましょう:

  • テレビの映りが悪くなる可能性
  • 送電線に関するその他の注意書き
  • 電磁波に関する情報

えっ、聞いてない!ってならんように、しっかり確認せんとあかんねんな

その通りです!わからないことがあったら、遠慮せずに質問しましょう。

電力会社からの補償条件

電力会社から線下補償料が支払われる場合、その条件や金額を事前に確認しておくことが大切です。

補償料の金額や支払い期間などは物件によって異なります。必ず事前に確認しておきましょう

物件選びのポイント

こういう物件を考えているなら、次のポイントをチェックしてみてください:

1. 現地確認の重要性

必ず現地に行ってみてください。写真だけじゃわからないことってたくさんあります

実際に現地で見ることで、送電線や鉄塔がどれくらい目立つのか、どのくらい距離があるのかがわかります。

2. 電力会社や不動産会社への質問

わからないことがあれば、電力会社や不動産会社に直接質問することが大切です。特に以下の点については確認しておくと良いでしょう:

  • 電磁波の影響に関する情報
  • 建築制限の詳細
  • 将来的な増改築の可能性
  • 補償料の有無と金額

3. 契約書の読み方

契約書は難しい専門用語が使われていることが多いですが、理解できない部分があれば必ず説明を求めましょう。

難しい言葉があったら、ちゃんと説明を求めましょう。特に地役権や建築制限に関する項目は重要です!

4. 自分にとって何が大切か

最終的には、自分や家族にとって何が最も大切なのかを考慮して判断することが重要です。

価格の安さを優先するのか、景観や将来の資産価値を重視するのか、優先順位を明確にしましょう。

最後は自分の気持ちを大切に。「ここに住みたい!」って思えるかどうかが一番大事です

まとめ

いかがでしたでしょうか。

鉄塔や送電線のそばの新築一戸建て、意外といいところもあるんです。

メリットとしては、

  • 家の値段が安い可能性が高い
  • 電力会社からお金がもらえるかも
  • 落雷リスクが減る

デメリットとしては、

  • 見た目がちょっとね…
  • 建築制限がある
  • 将来売るときに不利かも
  • 電磁波が気になる人もいる

結局のところ、十分に情報を集めて、自分で判断することが一番大切なんです。

この記事を読んで、少しでも参考になったら嬉しいです。みなさんが素敵なおうちを見つけられますように!

家選び、がんばってください!

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