【2025年最新】不動産広告の「商談中」「成約済み」の意味と購入チャンスを逃さない方法!失敗しない物件探しのコツ

こんにちは、ゼロ仲介の鈴木です。

不動産のポータルサイトや広告で物件を探していて、不動産会社に問い合わせると、「商談中」や「成約済」と回答されることがあります。

ヒガシノさん

気になる物件なのに、もう買われへんの?

なんて思ったことありませんか?

じつは、これらの表示の意味を正確に理解していないと、購入のチャンスを逃したり、悪徳業者に騙されたりする可能性があるんです。

不動産業界には独特の商慣習があります。一般の消費者にとってはわかりにくい専門用語が数多く存在します。

ゼロ仲介 鈴木

「商談中」と「成約済」の正確な意味を理解しておくことは、スムーズな住宅購入を実現するためのとても重要なポイントです

この記事では、住宅購入を検討されている方に向けて、「商談中」と「成約済」の違いと注意点について解説していきます。

この記事の目次

「商談中(しょうだんちゅう)」とは何か

1.商談中の具体的な状態

「商談中」という表示は、すでに購入検討者が存在し、売主に対して購入申込書を提出している状態を指します。

ゼロ仲介 鈴木

具体的には、以下のような状況です

  • 買主から売主に「買付証明書(購入申込み書)」という書面を提出済み
  • 売主がその購入検討者を買主として決定すべきか検討中
  • 売買契約に至る一歩前の段階

買付証明書(購入申込書)には、買主の名前や住所、日付に加えて、購入条件(価格、売買契約日、引き渡し日など)が記載されます。

ヒガシノさん

つまり、まだ契約は決まってないけど、候補者がいるって状態なんやね

そうなんです。

買付証明書は購入意思の表明であり、基本的にこの交渉がまとまれば契約に至る、契約に至る一歩前の段階と言えます。

2.商談中でも購入相談は可能

多くの方が誤解されていますが、「商談中」でも購入相談は可能です

なぜなら、購入申込みには法的な拘束力がなく、契約前であれば無条件でキャンセルできるからです。

ゼロ仲介 鈴木

たとえば、こんな理由で申込みがキャンセルされることが少なくありません

  • 購入検討者の気が変わって購入をやめた
  • 住宅ローンに落ちた
  • 売主が提示された条件に同意しなかった

購入検討者の優先順位は「申込順」が原則です。

でも、条件により売主が判断に迷っている場合は、より良い条件を提示することで交渉を優位に進められる可能性もあります。

ヒガシノさん

なんや、まだチャンスあるやん!でも、申込順って言っても、逆転できることもあるってこと?

そうなんです。特に条件面で差をつけることができれば、後から申し込んでもチャンスはあります。

3.商談時の注意点

商談中の物件を狙う際には、いくつかの重要なポイントがあります。

ゼロ仲介 鈴木

商談は、買付を出した順番に「一番手」「二番手」と順番をつけていきます

でも、単純に順番だけで決まるわけではありません。

ヒガシノさん

ほんまに?どんな場合に順番が覆るんやろ?

よくあるケースとしては、

  • 一番手が事前審査を通していない
  • 二番手がすでに事前審査を通している
  • この場合、二番手が優先されることがあります

また、一番手が価格交渉をしている間に、二番手が満額で買付を入れるケースでも、二番手が優先される可能性があります。

ゼロ仲介 鈴木

できる営業マンは、申し込みを入れる時に「二番手が出てきた時の対応方法」を先に聞いておきます

そうすることで、いざというときも手を打ちながら交渉を進められるんです。

商談というのは、結構ドキドキします。仲介会社ですらどうなるかヤキモキするんです。それくらいデリケートな状態だからこそ、事前にいろんなケースを想定しながら臨むようにしましょう。

「成約済(せいやくずみ)」とは何か

1.成約済の定義

「成約済」とは、売買契約がすでに成立している状態を表しています。

具体的には、

  • 買主・売主両者が売買契約書へ記名押印済み
  • 買主から売主へ手付金が支払い済み
  • 原則として営業活動は終了

この状態になると、ほかの購入検討者は購入相談をすることができません。

ヒガシノさん

これはもう完全に無理ってことなんやな…

2.成約済でも購入チャンスはあるか

成約済の場合、基本的には購入相談はできません。でも、ごくわずかながらチャンスが残されている場合もあります。

不動産取引では、売買契約が成立しただけでは完了しません。売買契約後の引き渡し(所有権移転)をすることで取引が完了します。

ゼロ仲介 鈴木

一般的なスケジュールはこんな感じです

  • 売買契約から1〜2か月後に引渡し
  • この期間中に契約が解除されることがまれにある

もし契約が解除されれば、売主はほかの購入者を探すことになります。可能性は低いですが、タイミングによっては売却活動が再開されることもあるのです。

非常に可能性は低いとは言え、成約済であったとしても、本当に気に入った物件であれば、購入意思が高いことを売主側へ伝えておくことも購入確度を高めるためには有効な方法と言えます。

成約済表示に潜むリスク

1.広告削除のタイムラグ

成約済の物件が掲載されている理由の一つは、「広告削除までのタイムラグ」です。

ゼロ仲介 鈴木

不動産会社は、こんな媒体で物件広告を掲載しています

  • 自社ホームページ
  • SUUMO・HOME’S・at homeなどの不動産情報ポータルサイト

どちらの場合も、広告削除までに時間がかかることがあります。

「成約済」の状態から数日経っても掲載されているのは、単なる「消し忘れ」の可能性もあります。

ヒガシノさん

それやったら仕方ないなぁ…でもほかにも理由があるの?

2.おとり広告への注意

もう一つの大きな理由は、「おとり広告」の存在です。

ゼロ仲介 鈴木

「おとり広告」とは何かというと…

  • 実際には販売していない物件を掲載すること
  • 反響を得るための悪質な手口
  • 法令により禁止されている行為
ヒガシノさん

えげつな..。どんな手口なん?

よくある手口としては、

  1. 条件の良い人気物件を掲載
  2. 来店したお客様に「つい先ほど契約が決まってしまいました」と嘘をつく
  3. ほかの物件に誘導する
ゼロ仲介 鈴木

とくに長期間「成約済」のまま掲載されている物件は、おとり広告の可能性が高いので注意してください

もちろん、おとり広告は法令により禁止されていますが、それがおとり広告であるか否かを一般消費者が判断することは容易ではありません。

不動産会社選びの重要性

不動産取引では、信頼できる不動産会社を選ぶことがとても重要です。

会社選びのポイントは以下の通りです。

  • 評判やクチコミをチェックする
  • 実際の顧客対応の質を確認する
  • 問い合わせ前に会社の信頼性を調べる
ヒガシノさん

会社によって、そんなに違うもんなん?

はい、残念ながら不動産会社の中には「おとり広告」と呼ばれる悪徳な集客方法を行う会社も存在しています。

そのような会社へ問い合わせをしないためにも、住宅購入の検討時には不動産業界の商慣習をしっかり理解しておくことが重要です。

信頼できる会社を選ぶことで、おとり広告などの悪質な手法に騙されるリスクを減らせます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「商談中」と「成約済」の違いをざっくりまとめますと、

商談中成約済
購入申込書が提出され、条件調整中の状態すでに売買契約が成立している状態

こんなポイントを覚えておいてください(めちゃ大事です)。

  • 商談中でも購入相談は可能です
  • 条件次第では「二番手」にもチャンスがあります
  • 成約済でもごくまれに購入機会が訪れることもあります
  • 「おとり広告」には十分注意してください
ヒガシノさん

なるほど…商談中って書いてあっても、まだチャンスはあるんやね!

ゼロ仲介 鈴木

そうなんです。でも準備は大事ですよ

人気エリアの物件では、一つの物件に3組のお客様が意思表示をすることも珍しくありません。不動産の売買は大きな買い物ですが、基本的には「早いもの順」です。

だからこそ、しっかりと準備をしておくことが一番大事です。そうすれば、良い物件が売りに出てきたときにあわてずに済みます。

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ヒガシノさん

でも、仲介手数料って高いねんなー。なんとかならへんの?

ゼロ仲介 鈴木

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ヒガシノさん

LINEで相談できるのは便利やな!電話かかってくるがないのも嬉しいわ

ゼロ仲介 鈴木

はい、プレッシャーなく気軽にご相談いただけます

詳しくはゼロ仲介の公式サイトをご覧ください。 商談中の物件についてのご相談も、ぜひお気軽にどうぞ!

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