みなさん、家探しをしていて「市街化調整区域」という言葉を見たことありませんか。
今回は、そんな市街化調整区域にある建売住宅について、わかりやすく解説していきます。
結論から言うと、基本的には購入しても問題ありません。でも、将来のことを考えると気をつけるポイントもあるんです。一緒に見ていきましょう!
市街化調整区域って何?
市街化調整区域って、聞いただけでちょっと難しそうですよね。かんたんに言うと、「むやみに家を建てちゃダメ!」というエリアなんです。
でも、なぜそんなルールがあるのでしょうか?
理由は2つあります
- 1. インフラを効率よく整備するため
-
道路や水道などを効率よく整備するには、みんなが集まって住むのが一番なんです。
- 2. 自然を守るため
-
田んぼや森を大切にしたいんですね。
つまり、「みんなでコンパクトに暮らそう」という考えから生まれたルールなんです。
なぜ建売住宅が建っているの?
「建てちゃダメなのに、なぜ新築一戸建て建売住宅があるの?」って思いますよね。
決められたルールにも、実は例外があるんです。
- 1. 特別許可
-
「ここは大丈夫です」と許可をもらった場所。新しい街並みができているところなんかがそうです。
- 2. 昔からあった土地
-
昔から家があった場所は、建て直してもOKなんです。
だから、こういう特別な場所に新築一戸建て建売住宅が建っているんですね。
メリット
市街化調整区域で家を建てるメリットは主に3つあります。
- 土地価格が安い
-
- 市街化区域と比べて、10分の1程度の価格で土地を購入できることもあります。
- 税金が安い
-
- 固定資産税が安い
- 都市計画税がかからない場合が多い
- 騒音が少ない
-
- 建物が少ないため、静かな環境で暮らせます。
デメリット
一方で、市街化調整区域には以下のようなデメリットもあります。
- インフラ整備が不十分
-
- 上下水道やガスが通っていないことが多い
- 浄化槽の設置が必要な場合がある
- 生活に必要な施設が少ない
-
- 買い物や通勤などが不便になる可能性がある
- 車での移動が前提となることが多い
- 将来的な売却が難しい
-
- 特に分家要件で建てた場合、売却に制限がかかることがある
市街化調整区域の新築一戸建て建売住宅は安いの?
「特別な場所だから、きっと安いんだろうな」って思うかもしれません。でも、実はそうとも限らないんです。
価格は主に3つのことで決まります。
- 1. 場所
-
都会から近いか遠いか
- 2. 周りの環境
-
お店は近くにあるか
- 3. 家や土地自体
-
広さや設備はどうか
つまり、市街化調整区域だからって必ずしも安いわけじゃないんです。良い物件なら、普通の地域と同じくらいの値段のこともあります。
将来、建て直しはできるの?
ここが一番心配なポイントですよね。「今は住めても、将来建て直せないんじゃ…」って。
でも、基本的には大丈夫です。なぜなら、、、
- 1. すでにOKをもらっている
-
一度建ててもいいと言われた場所だからです。
- 2. 急に規則を変えるのは難しい
-
住んでいる人の権利を守らないといけないからです。
ただし、将来のことを100%保証することはできません。法律や規則が変わる可能性もゼロではないんです。
気をつけるべきこと
市街化調整区域の建売住宅を買うときは、こんなことに気をつけましょう:
- 1. なぜここに建てられたのか
-
特別許可なのか、昔からの土地なのか確認しよう。
- 2. 周りの様子は?
-
これから開発が進むのか、それとも自然のままなのか見てみよう。
- 3. 役所に聞いてみる
-
詳しい情報を教えてもらおう。
- 4. 長い目で見る
-
ずっとここに住むつもりなのか、考えてみよう。
まとめ
市街化調整区域の建売住宅、基本的には買っても大丈夫です。でも、将来のことを考えると、ちょっと不安な部分もあります。
大切なのは、気に入った家を見つけたら、いろんな角度から考えてみること。場所や値段、周りの環境など、全部ひっくるめて判断しましょう。
それでも心配なときは、信頼できる不動産営業マンに相談するのがおすすめです。みなさんが安心して素敵な家を見つけられますように!
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