こんにちは、ゼロ仲介の鈴木です。
新築一戸建ての建売住宅を購入しようとしたら「外構費用が別途必要です」と言われた!

でも、この外構費用、住宅ローンに組み込めるん?組み込めないん?
こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、外構費用を住宅ローンに組み込むには条件があり、事前にしっかり確認しておかないと自己資金で払わなければならなくなることもあります。
建売住宅における外構費用の支払い方法
建売住宅における外構費用の支払い方法は、大きく分けて「込み価格」と「別途支払い」の2種類があります。




基本的に大手のパワービルダーや一部のハウスメーカーでは、表示価格に外構費用が含まれていることが多いです
この場合、別途で外構費用を支払う必要はなく、実際に必要な初期費用は登記費用や銀行関連の費用、仲介手数料、火災保険料などの純粋な諸費用だけです。




中小業者の新築一戸建ては外構費用が別途になってることが多いってこと?
その通りです。
中小業者の物件では、「外構費用別途100万円」「建築確認申請費用別途50万円」などと表示されることがあります。特に多いのは「外構費用別途●●万円」というパターンです。




飯田グループなどの大手パワービルダーの物件では、基本的にコミコミ価格で提示されるのが一般的です。
一方、メルディアなど中堅クラスの会社でも外構費用が別途になっている例があるようです。
外構費用に使えるローンの種類
外構工事費用に使えるローンは主に2種類あります。




外構費用に使えるローンは、住宅ローンとリフォームローンの2つです
それぞれのポイントをざっくり説明します。
1.住宅ローン
住宅ローンは、外構費用も含めた住宅購入資金を一括で借り入れできるローンです。
ただし、外構工事費用は原則として住宅ローンに組み込めない費用とされることもあり、金融機関によって対応が異なります。




金融機関によって対応が違うっていうのは厄介やなぁ。。
2.リフォームローン
リフォームローンは、外構費用を住宅ローンに組み込めなかった場合や、住宅購入後に外構をリフォームしたい場合に使えるローンです。
住宅ローンとは別に申し込む必要があります(住宅ローンとはそもそも別のローンだからです)。
外構費用を住宅ローンに組み込むメリット・デメリット
外構費用を住宅ローンに組み込む場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
1.メリット




メリットはこの3つ
- 金利が低い: 住宅ローンは他のローンより金利が低く、長期的に見ると支払う利息の総額を抑えられます。
- 手間が省ける: 家の建築費用と同じローンで組めるので、手続きが一度で済みます。
- 初期費用の負担を軽減: 自己資金で外構費用を支払う必要がなくなります。
2.デメリット




デメリットはこの2つ
- 審査が厳しい: 住宅ローンは他のローンに比べて審査が厳しいです。
- 請負契約書が必要: 外構費用を住宅ローンに組み込むには、請負契約書が必要になることが多いです。




請負契約書って何?そんなん作ってもらえるん?
外構費用を住宅ローンに組み込む条件と方法
外構費用を住宅ローンに組み込む条件と方法について、詳しく解説します。
1.請負契約書の重要性
外構費用を住宅ローンに組み込もうとする場合、「請負契約書」が必要になることがあります。
これは、外構工事の内容や金額を証明する書類です。




実際にこんな事例があります
ある方の場合、外構費用100万円の請負契約書を業者が作成してくれなかったため、住宅ローンに組み込めず、自己資金で支払うことになりました。




えー!100万円も自己資金で払わなあかんの!?ほんまかいな。。
2.住宅ローンに組み込める上限
住宅ローンで組み込める諸費用には上限があることが多く、例えば物件価格の1割までという制限がある銀行もあります。
新築建売住宅の場合は1割を超えることはまれですが、築年数が古い物件では登記費用などが高くなり、上限を超えるケースもあります。
3.住宅ローン申込み前の確認事項




住宅ローンに外構費用を組み込むための手順をざっくり説明します
外構費用を住宅ローンに組み込みたい場合は、以下のステップを踏むといいでしょう:




鈴木 重要なのは、住宅ローンの申し込みをする前にこれらの確認を行うことです
住宅ローンの審査が通った後では、住宅ローンに外構費用を組み込めなくなることがあります。




申し込み前の確認って大事なんやな!申し込んでから「あ、外構費も入れたかった…」じゃもう遅いってことやね
外構費用を住宅ローンに組み込めない場合の対処法
外構費用を住宅ローンに組み込めない場合の対処法を紹介します。
1.リフォームローンの活用方法
外構費用を住宅ローンに組み込めない場合は、リフォームローンを検討することができます。




リフォームローンの基本情報はこんな感じです
- 借入可能金額:10万~500万円程度
- 最長返済期間:7~15年程度
- 金利:約2~5%が相場
※金融機関によって異なります
2.リフォームローンのメリット・デメリット
メリット
- 審査が住宅ローンより緩い傾向にあります
- 自分で探した外構業者に依頼する場合でも使いやすいです
デメリット
- 住宅ローンよりも金利が高いです
- 他のローンがある場合、審査が通らないことがあります
3.自己資金で賄う場合
外構費用を自己資金で支払う場合は、あらかじめ資金計画に含めておくことが重要です。
また、外構工事の内容や予算を明確にし、無理のない範囲で計画を立てましょう。




いきなり100万円を自己資金で用意しろと言われても困りますよね。住宅購入の計画段階で外構費用も考慮しておくのが大事です
実際の事例と体験談
実際の事例を見ていきましょう。
1.大手パワービルダーの場合




大手パワービルダーの事例です
飯田グループなどの大手パワービルダーでは、基本的に外構費用は物件価格に含まれていることが多いです。
ただし、網戸などの設備がオプションになっていることもあります。
この場合でも、その金額はそれほど高額ではなく、請負契約書も作成してもらえることが多いようです。




請負契約書を作ってもらえるなら安心やね




でも請負契約書の提出タイミングには注意が必要です
郵送でのやり取りをしていると、提出タイミングが難しくなることがあります。
銀行によっては、初期費用の誤差を10万円や20万円まで許容してくれるところもあり、その範囲内で調整できることもあります。
2.中小業者の場合
中小業者の物件では、外構費用が別途になっていることが比較的多いです。
この場合、外構費用の請負契約書の有無が重要になります。
請負契約書がない場合、住宅ローンとしての組み込みができないこともあるため、事前に確認しておくことが大切です。




中小業者との契約時には、外構費用について必ず確認し、請負契約書が作成できるかどうかも確認してください
まとめ
いかがでしたでしょうか。建売住宅の外構費用をめぐるさまざまな課題をご紹介してきましたが、住宅購入では初期費用の負担を少しでも軽減したいというのが多くの方の本音ではないでしょうか。
外構費用の問題だけでなく、不動産購入にはさまざまな費用がかかります。
特に仲介手数料は物件価格の3%+6万円(税別)と、数十万円から100万円を超える大きな出費となります。




この仲介手数料を節約できれば、外構費用に充てることもできますし、家具や内装にも余裕を持って投資できるようになります




仲介手数料って、そんなに高いんや!100万円近く払うのはきついわ。。
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また、住宅ローンの選択も重要です。
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