こんにちは、ゼロ仲介の鈴木です。
パワービルダーの新築一戸建てって、
「いつ値下げされるの?」
「どのタイミングで買うのが一番お得なの?」
なんて思ったことはありませんか。
実は、パワービルダーの値段改定には明確な規則性があります。
でも、2025年以降、その規則性に変化が出てきているんです。

値下げのタイミングを知っているかどうかで、100万円〜200万円の差が出ることもあるんです
この記事では、飯田グループを代表とするパワービルダーの値段改定パターンを会社別に解説します。
パワービルダーの値段改定って何?2025年の最新動向
まず、パワービルダーの値段改定について、ざっくり説明します。




パワービルダーは中小業者と違って、強制的に値段を下げていく特殊な販売戦略を取っているんです
飯田グループの決算を見てみましょう。
営業利益率が、
時期 | 営業利益率 |
---|---|
2024年3月期 | 4.1% |
2025年3月期 | 5.5% |
と改善してます。




利益率が改善してるってことは、値下げが減ってるってこと?
そうなんです。
実は、2024年くらいから値段改定のスピードが遅くなってきているんです。
理由はかんたん。利益率が悪すぎたからです。




2022年のコロナ需要ピーク時ほどは戻ってないけど、少しずつ改善してきてるんです
市場全体を見ると、こんな感じです。
- 契約件数は減少傾向
- 土地の仕入れ値段は上昇
- 建築コストも上昇
- 販売価格が値上がり
結果として、契約は減ってるけど売上は横ばいという不思議な状況になってます。
値段改定の背景にある「在庫回転率」の考え方
パワービルダーの経営で、めちゃくちゃ重要な指標があります。
それが在庫回転率です。




ひと前は在庫回転率3回転が基準だったんですが、今は2回転に緩められてるんです




ぜんぜん何言ってるか、わからんで
かんたんに言うと、物件を売り切るまでの期間が長くなってもOKになったということです。
これが、強制的な値下げのスピードが遅くなっている大きな要因なんです。
【会社別】値下げスピード3つのグループ分類
ここからが本題です。
パワービルダーの値段改定パターンは、大きく3つのグループに分類できます。




コスト競争力が高い会社ほど値段改定が早い傾向はありますが、会社の考え方も大きく影響してます
値下げが早い | アーネストワン 東栄住宅 一建設 ケイアイスター不動産 |
値下げがやや遅い | 飯田産業 タクトホーム アイディホーム |
値下げがかなり遅い | ファースト住建 |
① 値下げが早いグループの特徴
このグループに入るのは、
- アーネストワン
- 東栄住宅
- 一建設
- ケイアイスター不動産
です。
特にアーネストワンは、めちゃくちゃ早いです。
基本的な値段改定の流れはこんな感じです。
- 建物完成のタイミングで1段階値下げ
- 完成から3ヶ月以内に2〜3回の値段改定




なんで3ヶ月なん?
実は、パワービルダーには基本的な考え方があって、
- 建物が完成するまでに売り切るのが基本
- 完成から3ヶ月経過すると処分物件という認識
なんです。




投資家向け資料では4ヶ月以上の完成在庫で区分されてますが、契約から決済まで約1ヶ月かかるので、現場レベルでは3ヶ月を目安にしてるんです
値下げ幅については、
- 基本は100万円刻み
- 東栄住宅やケイアイスター不動産は、3ヶ月経過後に200万円下げることも
あと、重要なポイント。




東栄住宅とケイアイスター不動産は、完成前に値段を下げることはほとんどありません
② 値下げがやや遅いグループの特徴
このグループは、
- 飯田産業
- タクトホーム
- アイディホーム
です。




売上より利益率を重視してる会社たちです。特に飯田産業は値段交渉がめちゃくちゃ渋いです
このグループの特徴は、
- 完成時点では値段が下がってない現場が多い
- 完成から3ヶ月経過するまでに1段階下がる




じゃあ、3ヶ月待てばいいってこと?
そうです!3ヶ月ぐらい経ったら「そろそろかな」と思ってください。
飯田産業の特徴として、
- 100万円刻みの場合もあるけど、200万円刻みで値下げすることも結構多い
- 200万円刻みの場合は、値下げの間隔が開く傾向
③ 値下げがかなり遅いグループの特徴
関西を基盤とする建売分譲会社、ファースト住建がこのグループです。




ファースト住建は値段改定はかなり遅いんです
どれくらい遅いかというと、
- 完成して半年経っても値段改定されてない現場もある
- 中小業者ほどではないけど、それに近い遅さ
これは利益率を重視した経営方針の表れです。
でも、やっぱり重要なタイミングはあって、
- 建物完成のタイミング
- 完成から3ヶ月経過するタイミング
この2つは要チェックです。
絶対に押さえるべき値段改定の2つの重要タイミング
ここ、めちゃくちゃ大事です。




最も重要な節目は「完成後3ヶ月」です。これは絶対に覚えてください
なぜかというと、
- 現場レベルでは「処分物件」という認識になる
- 契約から決済まで約1ヶ月かかることを考慮すると、3ヶ月目には値下げが必要




つまり、完成から3ヶ月経過したら、ほぼ間違いなく値段が下がるってこと?
その通りです!




何段階下がるかは現場によりますが、3ヶ月以内には必ず動きが出ます
値下げの限界点とかしこい購入戦略
ここも重要なポイントです。
値段改定には終わりがあります。




粗利以上には下げないんです。これが鉄則です
2025年3月期の飯田グループの決算を見ると、
事業計画上の当初の粗利 | 約20%(予定) |
粗利率の最終着地 | 13.9%(実際) |




よく見たら、えげつない薄利やな
そうなんです。
でも、これがデータから読み取れる現実です。
- 売出価格から約2割までが値下げの限界
- 多くの物件は1割下がるくらいで成約している
- 平均的には2〜3回の値段改定で成約している




つまり、売出価格から2割下がったら、それ以上は下がらないと思ってください
あと、コスト競争力と再販の関係も知っておいてください。
- コスト競争力が高い会社 → 値段改定が早い
- コスト競争力が弱い会社 → 専任返しをする傾向
パワービルダーは千金返しをする場合でも2〜3ヶ月以内に限定していて、3ヶ月経過すると分譲会社がレインズ登録します。



仲介手数料0円でさらにお得に購入する方法
いかがでしたでしょうか。
パワービルダーの値段改定戦略を理解すれば、建物完成時と完成後3ヶ月という重要な節目を狙って、お得に購入できます。
でも、ちょっと待ってください。




物件価格の値下げを待つだけじゃなくて、購入時の諸費用を削減することも同じくらい重要なんです
通常、新築一戸建て購入時には、
- 物件価格の約3%(約100万円〜150万円)の仲介手数料
がかかります。




えっ、せっかく100万円値下げ待っても、仲介手数料で同じ額払うってこと?
そうなんです!
だから、仲介手数料0円で購入できる「ゼロ仲介」のサービスを使うんです。
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- ローン事務代行手数料も0円(他社では10万円〜30万円)
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つまり、パワービルダーの値下げタイミングを狙いつつ、仲介手数料を0円にすることで、ダブルでお得に購入できるんです。
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値下げのタイミングを待ちながら、じっくり検討したい方にも最適です。
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飯田グループをはじめとする主要パワービルダーの物件も幅広く取り扱っています。
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すべての物件情報を1つの地図上に集約。 学校区情報やハザードマップ情報まで、物件探索段階から確認できます。




値下げ物件の情報も効率的にチェックできるってことやね!
パワービルダーの値下げ戦略を理解した今、次は賢い購入方法の選択です。
物件価格の値下げと仲介手数料0円を組み合わせることで、理想の新築一戸建てを最もお得に購入できるチャンスが広がります。
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