お家の購入費用はもちろんコストだけど、時間もコストです。「資金計画」と「資金把握」がすべて。【不動産営業マンが新築一戸建て建売住宅をおすすめする理由】

マイホームを取得する上で一番大事なことは、資金計画です。

• 現金で支払うなら預金がどのくらい残るのか
• 住宅ローンを利用するなら35年間で支払うの総額はいくらなのか

とにかく資金、資金、資金、これはまちがいないです。

お家購入にかかる金額を把握することはとても大事です。

人生で一番高額な買い物、お家の購入のお金関係をクリアにしないまま進めていくのは不安。

今回は、この「資金計画」「資金把握」という視点から新築一戸建て建売住宅をおすすめしてみます。

最初に知っておいてください

「お金も費用（コスト）だけど、時間も費用（コスト）」

↑コレ

いやほんとに。

みなさん、お家購入の費用節約、コストカットというとお金のコトだけを考えるんですけど、時間ももちろんコスト。

て考えるのはお家の購入には意外と大事。

「資金計画」について比較してみる

建売住宅と注文住宅には「資金」に２つの大きなちがいがあることを理解してください。

（１）注文住宅の場合

まず第一に、注文住宅を建築する場合、最初にあなたがしないといけないことは新規での土地の購入。

土地の購入からスタートした場合、一般的に下記のようなスケジュールになります。

●例えば、2,000万円の土地購入、35年、変動金利0.7％で組んだ場合

→毎月の返済額 53,704円

→1年間で 64万4,448円

注文住宅を建築している1年間、この金額が毎月の生活にプラスされます。

（２）建売住宅の場合

建売住宅を購入する場合、物件の購入を検討している段階でおおよその費用総額（物件価格＋購入諸費用）がわかります。

売主会社だったり、仲介会社だったりが資金契約明細を検討段階で作成してくれるので、早い段階でお金の計画を立てることができます。

「資金の把握時期」について比較してみる

建売住宅はすでに出来上がっているので、思考は

注文住宅は、0から住まいを造っていくので、思考は

提案されたもの、目に留まったものがほしくなります。

そしてなにより

と数多くの気に入った仕様（グレード）を選んで予算は必ずオーバーします。

（１）注文住宅の場合

注文住宅の場合、予算オーバーは当たり前。

さらに、その総予算を把握できるのは「工事着工直前」です。

請負契約後に詳細に打ち合わせをしてはじめて、あなた自身も自分自身の好みやこだわりを知ることになるので、契約時にトータル工事費の把握をすることは少ないです。

*１　建物見積もり提示

この段階であなたが各社からもらう相見積もりの前提は、「標準仕様」。

「あなたの好み」を会社ごとに打合せをしていたのでは時間がいくらあっても足りません。

なので、「相見積もり」の段階では、あなたの希望はほとんど反映されていません。

「標準仕様」で見積もりをもらったら、契約後に「予算オーバー」になるのはあたり前。

*２　追加・変更見積もり

建物の請負契約後に詳細な確認・打合せがおこなわれます。

この建物の請負契約時に、すべての仕様がきまっているわけではありません。

現在決まっている内容で請負契約を結び、その後の打ち合わせで追加・変更が出れば、「追加工事請負契約」を結びます。

ちなみに、一般的な大手ハウスメーカーで、最終的に平均300〜400万円の追加工事が発生します。

　●理由その１

相見積もり時の「標準仕様」とあなたの好み・コダワリを反映した見積もりはかけ離れている。

　●理由その２

言われなければ気にしていないことまですべて確認される。

例えば、ドアノブ・巾木（はばき）・コンセント・スイッチのデザイン・水栓・クロス・床材・階段材・手すりなど。

そのほか、水道・ガス・照明・カーテン・外構・植栽・エアコンなどの詳細打合せがこの間におこなわれます。

（２）建売住宅の場合

契約から入居までの時間が限られているので、余計な支払いを抑えることができます。

トータルコスト（購入費用総額＋時間）の把握が契約時点でできているので安心です。

まとめ

人生でお家購入は、一度あるかないかの大きなイベント。

人生の中でお家にかけるお金と時間は人それぞれ。

もし、お家以外にお金を時間をかける大事なものがあれば、建売住宅っていうのも選択肢にいれてみるのもありかもしれないです。

関西で新築一戸建ての購入を検討されている方へ