住宅ローンの金融機関を選ぶ際、多くの人は金利の低さだけを重視しがちです。
しかし、実際には他にも重要な基準があります。
この記事では、住宅ローンの種類、金利、手数料、団体信用生命保険の特約内容、利便性という5つの基準について詳しく解説します。
これらの基準を理解することで、よりかしこく住宅ローンの選択ができるようになる、はず。
はじめに:金利だけがすべてではない
住宅ローンを組む際、多くの人が「金利の安い(低い)銀行を教えてください」と相談します。
確かに借り入れる金利は重要ですが、金利だけで判断するのは適切ではありません。
実は、住宅ローンの金融機関を選ぶ際には、ほかにも重要な基準があるのです。
住宅ローンの種類
住宅ローンには様々な種類があり、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
- 全期間固定金利型:35年間金利が変わらない安心感がある一方、金利が高めに設定されることが多い
- 変動金利型:当初の金利は低めだが、将来的に金利が上がるリスクがある
例えば、Aさん(35歳)は安定した収入があり、将来の金利上昇を心配しています。
Aさんの場合、全期間固定金利型が適している可能性が高いでしょう。一方、Bさん(28歳)は収入が増える見込みがあり、当初の返済額を抑えたい場合は、変動金利型を検討するのもよいでしょう。
購入検討物件の近くに支店がある
地元の金融機関(地方銀行)を選ぶメリットとして、地域の事情にくわしく、相談しやすい環境が整っていることが挙げられます。
具体例: 地方都市に住むCさんは、地元の信用金庫で住宅ローンを組みました。担当者が地域の不動産事情に詳しく、物件選びの相談にも乗ってくれたため、安心して住宅購入を進められました。
手数料の違い
手数料は金融機関によって大きく異なることがあります。
具体例: フラット35を利用する場合:
- D銀行:手数料 78,000円
- E銀行:手数料 156,000円
3,000万円借りる場合の違い:
- 優良住宅ローン債権譲渡方式:保証料 約15万円
- 一般的なフラット35:保証料 約70万円
これらの違いを知らずに選んでしまうと、数十万円の損失につながる可能性があります。
団体信用生命保険の特約
団体信用生命保険の特約は、万が一の際に住宅ローンの残債を帳消しにしてくれる可能性がある重要な要素です。
具体例: Fさん(40歳)は、3,000万円の住宅ローンを組む際に、がん特約付きの団体信用生命保険を選びました。金利は0.05%上がりましたが、月々の返済額の増加は約2,000円程度でした。5年後、Fさんが予期せずがんと診断されましたが、この特約のおかげで住宅ローンの残債が帳消しになり、大きな安心を得ることができました。
利便性
日常的な取引や緊急時の対応を考えると、自分の生活スタイルに合った金融機関を選ぶことが大切です。
具体例: 地方在住のGさんは、最初はネット銀行の低金利に惹かれました。しかし、地元には支店がなく、ATMも限られていたため、急な相談や手続きに不便を感じることがありました。結局、金利は少し高めでしたが、地元の銀行で住宅ローンを組み直すことにしました。
まとめ
住宅ローンを選ぶ際は、金利の低さだけでなく、上記の5つのポイントを総合的に考慮することが大切です。
例えば:
- 35年間の固定金利を希望する場合、取り扱っている金融機関を最初に絞り込む
- フラット35を利用する場合、融資手数料の安い金融機関を探す
- がんや三大疾病のリスクを心配する場合、それらの特約がついた団体信用生命保険を選ぶ
- 地方在住の場合、地元の金融機関の利便性を重視する
これらのポイントを踏まえて、専門家に相談しながら、自分に最適な住宅ローンを見つけることをおすすめします。
住宅ローンは長期にわたる大きな決断です。
この記事で紹介した5つのポイントと具体例を参考に、賢い選択をしてください。
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