こんにちは。ゼロ仲介の鈴木です。
お家をさがしていて、ネットでいろいろ検索しているときに、もしかするとどこかで目にしたかもしれない不動産用語、レインズ。
どちらかというと売却時に知っておいた方がいいのですが、いやいや購入時も知っておいて損はありません。
このブログはお家をさがしている方にむけて書いているので、今回レインズについても売却についての部分は割愛してます。
ってレインズてなに?
レインズとは
まずは、この言葉の意味を知るところから。
Googleで検索してみると、一番上にHOME’Sの用語解説のページがでます。
それがこれ。
読んでみてください。
レインズとは、Real Estate Information Network Systemの略で、不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムです。
不動産流通機構の近代化方策として建設省(現国土交通省)が企画し、不動産情報の標準化・共有化を目的に1990年に作られたネットワークシステムです。
レインズは、国土交通大臣の指定を受けた「指定流通機構」である全国4つの公益法人((財)東日本不動産流通機構、(財)中部圏不動産流通機構、(財)近畿圏不動産流通機構、(財)西日本不動産流通機構)によって運営され、全国の不動産業者が加入しています。
レインズでは標準化された不動産情報が登録され、ネットワークを通じて会員(不動産業者)に公開されます。
まじで何言ってるかまったくわからん(笑)
ていうか長い
なるほど、なのでひとことで言います。
レインズとは
不動産業者同士の情報共有ネットワークシステム
です。
不動産会社間での情報交換がリアルタイムで行われています。
不動産会社が不動産情報を受け取ったり情報提供を行うシステムです。
新築一戸建ての情報があなたに届くまでは、こんな感じです。
レインズには、この➀分譲会社の新築一戸建ての情報が、大阪府だけで1913件(2016.7.21現在)登録されています。
お家をさがしているあなたから依頼を受けた不動産営業マンは、このレインズから希望にあったお家を検索して提案するわけです。
レインズを見ることができるのは誰?
大阪府だけで新築一戸建てが1913件もあるねんやろ!
めっちゃ見たいねんけど!
そらこうなる。
不動産情報いっぱいのレインズ、見ることができるのは、一体誰か。
指定流通機構に会員登録をしている不動産会社だけ
不動産会社設立時に、指定流通機構の会員になるわけです。
そのときに、IDとパスワードを与えられます。
このIDとパスワードがないとレインズを見ることはできません。
ただ物件を売りたい、買いたいというだけではレインズに掲載されている物件情報を閲覧することはできません。
言い方を換えると、不動産業者なら誰でも見ることができます。
レインズに物件を登録するメリット
情報共有システムであるレインズ。
売主分譲会社が新しく売り出した物件を登録するメリットはなんでしょう。
情報共有されていることから、すべての不動産業者から買い手をさがしてもらえる。
これにより早期の売却が実現できる。
売主分譲会社は、レインズに自社の分譲物件を登録すれば、日本中の全不動産会社が買主をさがしてくれるわけです
めっちゃええやん
いいことがあれば、そうでないこともありまして
レインズを通じて、不動産仲介会社に買主さんをさがしてもらった売主分譲会社は、仲介手数料を支払わないといけない。
レインズを通じて、販売→成約した新築一戸建て
=仲介会社を通じて、販売→成約した新築一戸建て
だから、売主分譲会社は不動産仲介会社に仲介手数料を支払うわけです。
パワービルダーの物件はレインズに登録しているのか
ずばり
ほぼ100%登録しています
つまりパワービルダーの物件は、どこの不動産会社からでも購入できるということです。
2016年7月現在、パワービルダーは自社での販売部門がないため、レインズ登録→仲介での販売というカタチをとっています。
(なかにはポータルサイトに、直接売主として掲載してる会社もあるけど)
パワービルダーについてはこちら。
新築一戸建ての売主分譲会社が、レインズに物件を登録しない場合はどんな場合か
レインズに登録していないということは、
不動産仲介会社から購入することができない
ということ。
つまり、紹介もできないのです。
なかには、紹介できない物件をめちゃくちゃ悪くいう(選択肢から外すため)不動産営業マンもいますので、注意してください。
具体的にはこれ。
売主直接販売の物件
こんな感じです。
購入するには、売主分譲会社から直接購入するしかありません。
この場合、売主分譲会社は、自社で販売部門を持っていて、レインズを通じてではなく、自社で物件の販売を直接します。
仲介物件ではないので、仲介手数料を支払う必要はないですが、売れるまで広告宣伝費を自社で支払い続けます。
そのため、売れ残った場合、広告宣伝費が際限なくかかる可能性があります。
これはリスク
ちなみに新築マンションは日本全国すべて仲介不可。
売主デベロッパーから直接購入するしかありません。
くわしくは、この記事に書きました。
まとめ
このレインズという仕組みを知っていれば、どこの不動産会社からでも同じ物件を購入することができるということを理解してもらえると思います。
不動産仲介会社を選ぶのはあなたです
必見!新築一戸建ての購入を検討されている方へ
新築一戸建てを仲介手数料無料で紹介するサービス、ゼロ仲介を始めました。
くわしくは、下のリンクからどうぞ!